ぴよ子の直訴状

発端は、ぴよ子が動かなかった事にあります。
何度も「お弁当箱出してね。」と言ったにもかかわらず、寝るまでに出さなかったのです。
仕方が無いので、私が出しました。
そしてぴよ子に、「今日、何回言ってもお弁当箱出さなかったから、明日は怖いお弁当にするよ！」

ぴよ子、顔面蒼白です。
「怖いお弁当やだ！可愛いのがいい！」
「やだよ～。お弁当箱出してくれない子には、可愛いお弁当作らないもん。」
かーちゃんが、一度言い出したら意見が変わらないのをよく知ってるぴよ子は、
しつこく食い下がりませんでした。

その代わり、ちび子に向かって「怖いお弁当やだよ、ネー。可愛いお弁当がいいよ、ネー。」
と語りかけていました。
ちび子はちび子で「ネー」が流行中。
誰かと一緒に「ネー」を言うのが好きなんです。
なので、ぴよ子が「怖いお弁当やだよ、ネー。可愛いお弁当がいいよ、ネー。」と言う度、
「ネー」のところで一緒に「ネー。（・∀・）」と言ってました。

でもかーちゃん、聞いてないフリ。（゜∀゜）


しばらくすると、旦那が「ぴよ子が何か書いてるよｗ」と笑いながら教えてくれました。
見に行ってみると、ぴよ子がタカラ（現・タカラトミー）の「せんせい」に何やら書いてました。


おべんとうかわいい
でーざとほしい
おちゃもほしい
こっぷもほしい
おべんとうのしきも
　　　　　　の
　　　　　　　ほしい

オイラへの直訴状です。（゜∀゜）

でもこれでは「おべんとうかわいい」だけで、ほしいとは書いていませんｗ
他のものには全部「ほしい」って書いているのにね。^^;;


さあて、怖いお弁当作っちゃうぞｗ
嫌ならちゃんと、お弁当出してね♪




さて、柿の種の件ですが、
今でこそあちこちのメーカーで、新潟に限らずあちこちで作られていますが、
元祖は、新潟県長岡市の「浪花屋」です。
今は柿の種は、伸ばした生地を切断して、柿の種の形を作っていますが、
元々は、金型で生地をくり抜いていました。
しかも、その金型は、元々は小判型だったのです。
ところが、その大切な金型を奥様が踏んでしまって、綺麗な楕円形が潰れてしまったのです。
潰れた金型を元に戻すこともできず、結局潰れた金型のままあられを作ることに。
唐辛子で辛く味付けした味と、柿の種のような形がウケて、浪花屋の名物になりました。
これが今では、あちこちの米菓メーカーが真似をして、
独自のレシピで作って「柿の種」としているわけです。

というわけで、元々は柿の種は、新潟名物なのです。
今でも、新幹線の駅のお土産売り場などには、浪花屋の缶入りの柿の種が売っています。^^
昔は、柿の種を持参すると「新潟名物だもんね！」なんて言われましたが、
今はどこにでも売っていて、新潟名物なのを知らない人も増えたので、
「え？なんで？」って思われてしまう事も、多々あります。^^;;