「ぴよ」、「あ~む」

昨日の夕方、自転車の練習の疲れからか、ぴよ子がお昼寝をしてしまいました。
私が夕食を作り終えても起きません。

夕食を居間で食べる為に、私は、ぴよ子とちび子が遊んでいたおもちゃを片付け始めました。
ちび子も手伝ってくれました。
そんなちび子に、私はお願いをしました。
「ぴよ子とちび子で遊んでいたおもちゃはお母さんが片付けるから、
ちび子、おねえちゃんを起こしてくれるかしら…？」
こんな長い文章では、ちび子は理解できませんので、
今度は簡単な文章で、もう一度ちび子に言いました。
「ちび子、『おねえちゃん、ぴよ、起きて』ってして。」

するとちび子は、少し考えてから「あ～い」と返事をして、玩具を片付けるのをやめて、
寝ているぴよ子のところへトコトコと近づき、
「ぴ～よ。ぴ～よ。」と言いながら、ぴよ子の肩をゆらしました。
でも、ぴよ子は起きません。
ちび子は、言われた事はやった！という感じで、すぐに起こすのをやめてしまいました。

そこで私は、もう一度お願いしました。
「ちび子、『夕ごはんだから、起きて』ってして。『ごはん、起きて』って。」
さて、ちび子にとって難題です。
ちび子は『ごはん』が、まだ言えないのです。
さて、どうするでしょう？　私の言葉のオウム返しでもするのでしょうか…？（と期待）

するとちび子は、再びぴよ子の肩をゆらして言いました。
「あ～む。」
「ごはん」が言えないちび子は、食べる事を「あ～む」と言います。
食べる時の、『口を開けて物を口の中に入れ、口を閉じる動作』の擬音です。
「ごはん」＝「あ～む」のちび子にとって、
「ごはんだよ」という意味で「あ～む」と言うのは、ごく自然な事だったんです。
まあ、「ごはん」という単語だけ聞いて、
その単語の意味をしっかり理解できるという事は確認できました。


とはいえ、「あ～む」と言われて起こされる方は、何が何だかわからないのでしたｗ