多摩蘭坂（たまらん坂）へ

５月２日夜遅くに、忌野清志郎さんが亡くなったニュースが飛び込んできました。
私は特にファンでもなかったのですが、何故かものすごくショックでした。
ＧＷは、子供達＆私の体調不良の為に家にいたので、清志郎さんのニュースに釘付けでした。
ワイドショーだけでなく、ＮＨＫの通常のニュースでも放送されたらしいです。

咽頭ガンの公表、闘病生活、そして復帰。
その後、ガンが腰の骨に転移して、それでも「全然凹んでない。」とのメッセージ。
何て強い人なのだろう、と。
内心はわからないけど、それでも、「凹んでない」とメッセージが出せることの凄さ。

腰の骨にガンが転移した時点で、一般常識で考えれば「もうダメなのかな？」と思ってしまうのですが、
それでも、奇跡が起こるんじゃないかと思っていました。
助かって欲しかった。。。




本日５月９日は、ファン向けの告別式が青山で行われる日でした。
私はファンではないので、さすがに青山には行けませんが、
けれど、何も動かないのも何か嫌でした。

清志郎さんの事で、私が真っ先に思い出したのは、「たまらん坂」でした。
たまらん坂は、中央線の南側、国立市と国分寺市の境目にある坂です。
ＲＣサクセションが、この坂を舞台に「多摩蘭坂」という歌を歌っている…と聞いたのは、
私が国立にいた頃でした。
そのせいか、ファンでもないのに少し身近に感じていたんですね。
（清志郎さんのご実家は国分寺市で国立駅の北口方面だそうで、
昔私が住んでいたアパートや、旦那が住んでいたアパートからもそう遠くなかったみたいです。）

そう、多摩蘭坂に行きたくなったのです。


特に何もないだろうけど、とにかくたまらん坂に行きたかった。
昔清志郎さんが立ったであろう場所に、時空を超えて自分も行きたくなったのです。



本日、旦那は他の場所に行きたがっていました。
でも、私が「国立に行きたい。」と言い出したので、
二手に分かれて外出しようと…話がまとまったのですが、
「久しぶりに国立の旭通り方面をのんびり歩きたいんだよね～。」と言ったら、
旦那もその気になったようで、結局４人まとめて国立に行くことになりました。


（画像はすべて、クリックすると大きく見れます。）


現在の国立駅です。


「国立駅」と看板の付いたクリーム色の建物は、
現在建設中の新駅舎です。
現在使用されているのは、写真左手の灰色の建物、
仮駅舎です。
昔の三角屋根の駅舎は、解体・保存されているそうですが、
その後、どうなるかはまだ決まってないのかな？？


国立駅の南口に出て、旭通りに沿って東南方向に歩きます。




国立にいた頃、よく行った国立名物・スタ丼屋。
表っ面が綺麗になってる！
しかも、食券販売機がある！

昔は「札幌ラーメンの店」って名前だったのに。
（でも、スタ丼しか頼まないｗ）












ちょっとしたスキマを覗いたら、銭湯発見！


旦那が奥まで見に行ったら、コインランドリーもあったそうな。










旭通りの南端から、駅方向。




旭通りを最後まで行き着いたら、今度は東方向の道へ。
東方向の道は、国分寺に抜ける「多喜窪街道」です。






←多喜窪街道を歩くと遠くに見える坂。


あれが、「たまらん坂」です。












坂のふもとにあるコープは、
「たまらん坂店」です。






たまらん坂の中間地点。
信号のところに、「たまらん坂」と書いてあり、
そこに、たくさんのお花とお供え物がありました。
メッセージを書くためのノートもありました。

私達がここに滞在している間、
他にも訪れる人はいましたが、
私達を含め、花を持ってきている人は見かけませんでした。
なので、お供え物をしなかった人も含めたら、
どれくらいの人がここ数日で訪れているかわかりません。


（どこかのブログで、４日のこの場所の写真をみましたが、
その写真には、こんなに多くの花はありませんでした。日に日に増えているんでしょうね。）



ちなみに、事情を知らない近所の人は、死亡事故でもあったのかと思ったのだそうな。（そりゃそうか。）


私達はしばらく滞在した後、たまらん坂を後にしました。
たまらん坂…急な坂と言われますが、実際にはそう急な坂には見えません。
私が国立にいた頃、アパート（国分寺市）に戻る時に通る坂の方が、よほど急でした。－－;;






たまらん坂を去った後は、国立の散策です。
国立には、桜の季節に桜を見に来るくらいで、普段は何も用事はありません。
国立の桜を見るために歩くのは大学通りばかりで、旭通りなんて、本当に久しぶりです。
10年近く前と比較しながら、駅方向に戻りました。








結構暑かったので、子供達に買ったジュース（２人で一本）
「オリツルサイダー」だそうで、
横浜の地サイダーだそうな。

「横浜開港150周年」とも書いてありました。






ちょうどお昼時と言うことで、子供達もおなかが空いたとの事で、どこかのお店に入ることにしました。
久しぶりに、アノ店に行ってみよう、と。


ロージナ茶房です。


国立で有名な喫茶店です。
都内最古の喫茶店…とも聞いた事があります。（未確認）

喫茶店なのでコーヒーもありますが、
食事も有名です。


上の方で出た「スタ丼の店」、スタ丼の店に近い「深川　つり舟」と並んで、
国立でも大盛りのお店なのです。

席が空いていたので、家族４人で入りました。^^








そういえば、
子供達は喫茶店って初めてじゃないかしら？













一つだけ子供用のいすがありました。
助かりました。^^





私と旦那は、昔食べたカツカレーを注文。
子供達には、ツナクリームスパゲティです。
ただし、ここは大盛りなので、１皿ずつ…合計２皿です。






ツナクリーム。950円

このお店に来たのは、９年ぶり？かな？
でも、値段が変わってなくて、びっくり！










←麺、どれくらいあるんでしょうね？
２人前はありそうです。










チーコも喜んで食べてました。






こちらがカツカレー。1400円

写真撮影を忘れて、取り分けちゃいましたｗ
なんか、中途半端ですみませんｗ

カツは、全部で７切れありました。
揚げたてサクサクでした。
ピクルスも付いてて、これがまた美味しいんです！



カツカレーは、割と辛めでした。
食べ始めてから気付いたのですが、昔、旦那と２人で来て、
辛すぎて食べ切れなかったのは、シーフードカレーだったかも？
今度来た時には、シーフードカレーに挑戦します！（って、いつよ？？）

ロージナ茶房の食べ物は、大盛りなだけじゃなく、味もすごく美味しいんです。^^
カレーは、本当に絶品でした。
パスタも、病み上がりの子供達が、いつも以上に食べていました。

結局、子供２人だけではパスタは食べきれず、旦那と私もパスタを食べました。
たった２皿で家族４人が満腹になってしまう、そんなお店です。^^







ロージナ茶房の２階の窓。
柵に年代を感じます。














駅前の西友で、遠足のオヤツを購入。





あとは、もう用事は無いので、帰路に付きました。







リカちゃんを連れていたのに、
撮影するタイミングを逃しました。
最後の最後に、ベンチに座らせてみました。^^;;




国立－立川間の踏切。

現在、中央線の下り線は高架化されています。
踏切が機能するのは、上り線のみです。

なので、下り電車がここを通過しても、
踏切に影響はありません。
昔は真横に見えていた風景が、
今は下に見えるのが面白いです。




さくっと最寄駅に付いて、さくっと帰宅です。


帰る途中の自販機で見かけたジュース。

模様がウルトラマンの体ですｗ

ウルトラマンが好きなので、１缶衝動買いしてみました。
出てきたのは、ウルトラマンの体の柄でした。
（左と右の缶と同じ。ちなみに真ん中はセブン。）
全部で８種類あって、平成ウルトラマンの柄もあった模様。
平成ウルトラマンには興味が無いので、
初代ウルトラマンで良かった！








夕食はちらし寿司♪…って、すでに散ってないような。
散ってると言うより、こんもり。

（びんちょうまぐろ、100ｇ128円で安かった。）









さすがに、あの大盛りは一人では食べられません。
取り分けて食べました。^^





食べ終わって30分くらいしてから、
デザートにアイスを食べました。
ミニサイズのパナップだったのですが、
ヨーコのだけ、ソースの入れ方が変でした。

左：通常のパナップ
右：ヨーコのパナップ…人の顔になってます。

ちょっと怒り気味？？


と思いきや、






食べ進めたら、ちゃんとにっこりになりました。^^




ヨーコの、レアなタイプだったみたいです。^^