歌うかーちゃん

昨晩の寝かしつけの時のこと。


電気も豆電気にして、いざ寝ようという時に、
毎度ながら、ちび子が私の傍にやってきました。
そして、毎度ながら、私の服をまくりあげようとします。
ちび子は、添い乳で寝るのが好きですが、
何ヶ月か前から、乳無しで寝るようにかーちゃんは仕向けています。
というわけで、かーちゃんは乳をあげるつもりはありません。

そこで、かーちゃんは突然歌いだしました。
「ぱぽん、ぽぽん、ぴぽん、ぽぽん、ぱぱぽん、ぽぽん、ぱぽん。
ぴろ～ろろ～、り～ろ～り～ろ～、ららろ～、りろ～りろ～…。」
蛍の光のインストゥメンタル風です。
そして、歌い終わると、
「本日はご来店、誠にありがとうございます。ただ今を持ちまして、おっぱいは閉店時間となりました。
またのお越しをお待ちしております…。」
と閉店の挨拶。
ちび子は、歌の意味も台詞の意味もわからないと思うのですが、
何かが面白かったらしく、気を取られて乳の要求を忘れ、ケラケラ笑っていました。

このまま寝かしつけたらＯＫだ！

そう思っていた矢先、ちび子の隣に転がっていたぴよ子が、「抱っこ～」と言い始めました。
ここでぴよ子を抱っこしたら
↓
ちび子ヤキモチ
↓
ねーちゃんからかーちゃんを奪いたい（かーちゃんを半分こは嫌。独占したい。）
↓
おっぱい要求（問答無用で、自分がかーちゃんを独占できる方法。）
になってしまいます。これは避けたいです。

というわけで、かーちゃん、この意見は却下です。
…が、ただダメと言うだけでは、面白くありません。
そこで、またかーちゃんは歌いました。（かなり低音で）
「右から、右から、ぴよ子が言ってくる。かーちゃんは、それを、左に受け流す～！！！」
ムーディ勝山のパクリです。（゜∀゜）
ぴよ子は、抱っこを断られているのに、ウケてます。
ぴよ子はもう一度、爆笑しながら「抱っこ～。」と言いました。
私「左に受け流す～！！」
ぴよ子の、爆笑スイッチがＯＮになりました。

ぴよ子には「左に受け流す」がウケて、「また『左に受け流す』言ってよ～。」と言うのですが、
受け流したい事を言ってもらわないと、受け流せません。（゜∀゜）

埒が開かないので、今度は、
「かーちゃんが、かーちゃんが、左からやってくる～！！」と歌いながら、
かーちゃんはローリングしてちび子、ぴよ子の順に踏みつけて（体重をかけない程度に）、
ぴよ子の右隣に移動しました。
踏まれた二人は、笑いが止まりません。

笑いが止まらないうちに再び、かーちゃんは歌います。
「右から、右から、かーちゃんやってくる～。」
歌いながら、またローリングしてぴよ子を踏み越えて、ぴよ子の左へ行く予定でした。
ところが、ぴよ子は抵抗して、私の体を押し戻し、私を左側に行かせないようにします。
私「何やってんのよ！右からきたんだから、左に受け流せよ！」
ぴよ子はまたまた爆笑です。息も絶え絶えになるくらい爆笑しながら言いました。
「おかあさんｗｗｗｗ寝れないよｗｗｗｗｗｗ」

しまった！
これじゃあ、寝かしつけじゃないよ！
興奮して眠れなくしてどうするよ？！










５分後には寝てました。（゜∀゜）