おでかけ先でパンク

今日は、行きたいところがあって、チーコを乗せて自転車で出かけました。
行き先は、自転車で片道１時間15分ばかりのところ。
着いて用事を済ませ、さあ引き返そう！と漕ぎ出して３分。
前輪が急にガタガタ。
見れば前輪の空気が抜けてるではありませんか。


これって、パンクだよね。。。


私、自転車のパンク修理ってできないよ～。（´・ω・`）
そもそも、工具も無いけど。
とりあえず、椅子になっている前カゴに乗っていたチーコを、後ろの座席に乗せて、
チーコを乗せた自転車を押して歩いて進むしかありません。

自転車で片道１時間15分ということは、徒歩なら片道２時間半。。。
距離にしたら11ｋｍくらい。





11ｋｍって、










歩けるわ！（゜∀゜）

というわけで、自転車を押して、エッチラオッチラ。




途中、自転車屋があったら、空気入れを借りて空気を入れてみて、
それで空気が抜けなければそのまま帰れるかも。
もしダメなら、修理してもらうのも手かな？と思いましたが、
通りがかりの自転車屋は、どこも空気入れの使用が有料…って書いてある。
すぐ抜けるかもしれないのに、金なんて払ってられるか～！！！（゜∀゜）
空気入れを借りるだけでお金を取る自転車屋で修理を頼んだら足元見られそうだし、
（実際、足元を見る自転車屋も知ってる。）
自転車屋によっては「後日取りに来てね。」ってところもあるし。
もう、押して帰ったるわ！と、自転車屋はスルーすることにしました。






前輪の空気の抜け具合。

乗っていないとフレームが地面に当たらないけど、
乗るとつぶれて、フレームが地面に当たってしまう。






途中、パン屋でパンを購入し、
通りすがりの公園で昼食にしました。


クリームパンのクリームが口についてペロリ。
お前はペコちゃんか。








そしてやっぱりメロンパン。




歩いて自転車を押して帰ると、当然自転車で走るよりも遅いので、
自転車の時より周囲を良く見渡すように帰る感じになりました。




おかげで、和菓子屋さんが目に入り、
あん団子を３本購入。
旦那が奥歯の治療中で食べられそうにないので、
旦那の分を買わなかったので３本です。



それから、安売りをしていたスーパーに２軒寄りました。




２軒目のスーパーで、
ペプシの「あずき」を発見。



ちょうど昨日、旦那が話題にしていたんです。
早速実物発見。
購入して「買ったよ～」と旦那にメールを打ちました。




この時点で、家まであと１時間半くらいになりました。
ここでまた自転車屋さんを見つけましたが、
「１時間かけて押してきて、残りは１時間半…。この調子ならこのまま帰れるわ～。」
とやっぱりスルー。


ずっと座りっぱなしのチーコも退屈だろうと、
今日は特別、紙パックジュースを授与。


「自転車が壊れちゃってゴメンネ～。
チーコ、暇だよね。ゴメンネ。お母さんも頑張るからね」
と言うと、
チーコも「おかあさん、頑張ってね！」と応援してくれました。

でもチーコはやっぱり退屈だったみたいで、
即興のよーわからん鼻歌をふんふん歌ってました。



寄り道もしたものの、無事にヨーコが帰宅する前に帰る事ができました。
帰り道にかかった時間は３時間。
当初の読みどおり、「寄り道しなければ２時間半」でした。
で、肝心のヨーコがなかなか帰ってきません。

なんと、昨日やった宿題を持って行くのを忘れ、居残り勉強させられていたそうなｗ



私もさすがに疲れたので、夕食は手抜きにしようと、
帰宅直後からカレーを作り始めていました。
ヨーコが帰る頃（４時前）にはほとんどできていて、余裕かましていたら、
ヨーコが「本を借りてくるの忘れた！」だって。

ヨーコは今、読書週間で、しばらくは毎日本を読まなければならないのですが、
学校の図書館で借りてくると、その日のうちに読み終えてしまい、
すぐに借りてこないと、読む本がありません。
（学校の図書館で借りられるのは１冊だけ。）

また同じ本を読むのもいいけど、今日は時間に余裕があるので、
３人で図書館に行って本を借りてくることにしました。


図書館で、ヨーコ用の本を５冊見繕って帰ってきました。




そのうちの１冊「いわたくんのおばあちゃん」です。
以前、ＮＨＫ教育の「おはなしのくに」で、
安達祐実が朗読（？）していたお話です。

ヨーコの読めない漢字が多かったので、
今日は私が読み聞かせすることにしました。
学校の読書週間では、親の読み聞かせもＯＫなのです。




内容は、原爆のお話です。
昭和20年、いわたくんのおばあちゃんは当時16歳。
家族で田舎に疎開をする直前、広島に原爆が投下され、
父親・母親・３人の妹（中学生・６歳・３歳）を一度に亡くしました。

瓦礫になった自宅を掘り起こしたら、黒こげになった２つの遺体。
『大きいのはお父さん？小さいのはひろちゃん？』
その後、母親と３歳の妹の真っ黒な遺体も出てきて…。
そして、学徒動員に出かけたすぐ下の妹は、行方知れずのまま。

子供達にわからない言葉や言い回しもあったので、そこは私が解説しながら読みました。
ヨーコは後半はずっとうつむいたまま、
チーコに至っては「もうよまないでぇぇぇえ！！」と半泣きで絶叫。
でも、最後まで読みました。


世の中、こういう本当の話があったんだよ、って事、伝えられる時に伝えたいから。
本を見つけちゃったのも、何かの縁ということで。