祈り

昨日今日と、とてもいい天気です。
雲ひとつ無い青空……昨日ものんびり歩きながら青空に輝く太陽を見上げたりもしましたが、
どうにも心が晴れません。

昨日の朝、年長組のママ達に召集がかかりました。
先週の金曜日の降園時、ぴよ子の同級生の女の子が入院していると報告があり、
詳しい話を月曜日の朝にします、と。
この時点で、すでに嫌な予感がありました。
これはもう、インフルエンザやノロウイルスなどといったレベルではない、と。。。


悶々とした気持ちを心の隅に抱きつつ土日を過ごし、そして昨日の朝。。。



ママ達の前で告げられたお友達の病名は、私が想像していたものでした。
当たっていて欲しくなかった。。。
病名は伏せておきます。
現在では回復できる病気です。しかし、治療は辛く、先も見えず時間もかかります。
お友達は遠い街の大きな病院に入院していて、退院予定日は12月31日、とのことでした。
ひょっとしたら３月に一時退院の許可も出るかもしれないけど、
それも今の段階では明確にはわかりません。。
４月からは、小学校ではなく院内学級になるそうです。


自宅を離れ、幼稚園を離れ、その女の子の戦いがすでに始まっています。
病室の中という狭い空間の中で、病気の恐怖も含めて、病気と戦っています。
ママ達の集まりの中で、その女の子を励ますお手紙が欲しい、と言われました。
病室という限られた空間の中で、幼稚園のお友達の手紙が何よりの励みになると。

昨日の夕方、ぴよ子にわかりやすく病気の説明をしました。
お友達が、どれだけ頑張って病気と戦うのか。
そして、「○○ちゃんは、時間はかかるけど、治ります。」と。
その後、ぴよ子にお手紙を書いてもらいました。
「元気になったら一緒に動物園に行こうね！」（原文はひらがな）と動物園の絵が書いてありました。
絵の中の動物園では、ぴよ子とお友達も一緒でした。




今日の降園時、ママ達に折り紙が配られました。
折り紙は苦手ですが、ちょっと多めにもらいました。


お友達の病気が治りますように。
気持ちを一羽一羽に込めて…。



昨日病名を聞いて、ネットで検索していろいろ調べました。
その中で、その病気の治療には、たくさんの輸血が必要だと知りました。
そのお友達と私の血液型は合わないかもしれませんが、近いうちに献血に行きたいと思いました。
ぴよ子のお友達以外にも、同じ病気と戦う人が大勢います。
ほんの少しでも、その人たちのお役に立てたら…。
自分にできることって、それくらいしかないから。。。